オアシスからのニュースレター 2013.12

『ひとつのしるしが与えられた』

 

星野 弘治

与えられたひとつのしるし

「ひとつのしるしが・・・」 「しるし」って大切なものですね。私たちは「しるし」、「標識」を頼りに目的地にたどり着いたり、隠された「しるし」を頼りに本物と偽物を見分けたりします。

 紀元前750年ころに活躍していたひとりの預言者に創造主からのことばが臨みました。彼は言います。「私が仕えている方、すなわち救い主を送ると予告された方が次のように言われます、『見よ。処女が身ごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエル(註:〔神は私たちと共におられる〕の意味)と呼ばれる。』と」。

どうして救い主が必要なのか

この世界は私たち人間のために造られました。このことは、今や科学的にも証明されつつあります。そのように私たち人類が最も快適に住めるようにと心を込めて造られた宇宙であり地球であるにもかかわらず、命与えられそこに住むことを許された私たちは惑わす霊に惑わされて創造主から離れた生き方をするようになってしまいました。

 しかし、親が子を愛するように私たちを真実な愛で愛しておられる創造主はご自身の許に帰って来るようにと救い主を人としてお送りくださると告げられました。そしてそのことは、私たち人類の歴史の中で次第に具体的になってきたのです。

救い主の真相が次第に明らかに

ユーフラテス川の上流、今のイランですが、そこに住むアブラハムという人物とその子孫を通して私たち人類のための救い主が与えられることが告げられました。そしてさらに、時代が下るにしたがって救い主が何のために来られるのか、どこで生まれるのかなど前もって告げられました。

前号でお話しした通りです。そして今号では、本物の救い主のしるしは「処女から生まれてくる」ということです。そして、そのことが処女マリヤに起こったのです。クリスマスの出来事ですね。ですから、処女マリヤから生まれて来た男の子は、間違いなく創造主がつかわされた私たち人類のための救い主なのです。

神が人となられた

処女から子供が生まれる。これは、人間にできることではありません。私たちをご自身の許に連れ戻そうと計画された創造主の直接介入の御業です。聖霊(神の御霊)がマリヤの上に臨み、マリヤは身ごもったのです。ですから、マリヤの胎から生まれてくる男の子は、罪のない人となられた神ご自身だったのです。神が人となられた!これがクリスマスの神秘です。

おわりに

世には心に安らぎをもたらすものは多くあります。でも、この世界を造られ、私たちに命を与えられた創造主が遣わされた救い主はどのような方なのか、このクリスマスの時にもう一度考えてみてはいかがでしょうか。 

そして、世界の人々と共に私たち人類に与えられた救い主の誕生を一緒に喜ぶ国民であり、私たち一人一人でありたいと願います。

聖書のことば 

「神にとって不可能なことは一つもありません。」