オアシスからのニュースレター
2024.2
『神と共に生きる人生』
星野 弘治
名前が持つ意味に注目
今年も2月になりました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。今も、被災地の皆さまの現状を見るにつけ心が痛みます。支援の手を緩めることなく、これからも被災地の方々に心を寄せ、頼りになる私たち1人ひとりでありたいと願います。
さて、私たちはそれぞれいろいろな期待を込めて付けられた名前を持っています。クリスマスにお祝いしたイエス様にも「主は救い」という意味の「イエス」という名前がありますが、そのほかに、「インマヌエル」という「神が私たちと共におられる」という意味の名前が付けられているのをご存じでしょうか。神が私たちと共におられる!なんと心強いお名前でしょうか。
どんな時にも共にいて下さる
実は、聖書に記されている神様はそのような方です。例えば今から凡そ4100年くらい前のことになりますが、ユダヤ民族の父アブラハムは彼によって世界のすべての人が祝福される、と告げられます。歴史をたどってみますと、アブラハムの子孫から世界の人々を救いに導く
「救い主」がお生まれになるという意味でした。しかしそのような約束をいただいたアブラハムでしたが、彼にはいっこうに子供が与えられません。そこで、正妻以外から子供を得ようと考えます。その時、共におられる神様は彼に対し必ず正妻から子供が与えられるからと告げ、ご自身のことばに信頼するようにと励まされました。また、彼の孫ヤコブが家を離れ、孤独の旅をすることになった時も彼に現れ、「見よ。わたしはあなたと共にいる」と慰め、励ましてくださいました。このように、枚挙にいとまがありません。
その名は「インマヌエル」
聖書に記されているこの神様が、人となって私たちのところに来て下さったのがイエス様だったのです。イエス様の生涯、十字架上の出来事、そして3日目の墓からの復活の出来事などは、神が人となってこの世に来てくださり、私たちと共に地上の生涯を送り、その生涯の最後に十字架において神と人とを隔てている「罪」を取り除き、私たちが神と共に生きるようにという神のみこころを現実のものとしてくださった正に「神が共におられる方」であることを如実にあらわしております。
ですから、あなたもこのイエス様をご自分の救い主として受け入れるとき、あなたの罪は赦され、創造主の真の神を実感として認識するだけでなく、神が共におられる人生に入ることが出来るのです。そしてどんな時にも、この共におられる神様に語りかけ、心の中を打ち明けて相談相手になっていただき、折に叶った助けと慰めをいただいて生きることが出来るのです。あなたも、この方を心の中に受け入れて豊かな人生を始めてみてはいかがでしょうか。
聖書の言葉
「恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強くし、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る。」
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